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50代の転職で、最低限これだけは利用すべき転職サイトはコレ!

前稿(下記参照)では、提供しているサービスのタイプ別に、転職サイトにはどのような種類があるのかを説明しました。

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今回は、主な転職サイトを取り上げ、サイトの特徴やスペックなどについて、比較記載してみたいと思います。

尚、筆者が実際に登録して使ってみた経験上、必要最低限これは登録しておいた方が良いと思ったものに絞って紹介していますので、ここに掲載したサイトには、とりあえず全て登録されることをお勧めします。

また、比較的認知度のあるサイトであっても、業種・職種において特化傾向が強いものや、シニア層向けの求人が希薄なサイトについては除外しました。

特化型サイトについては、各々の履歴・必要に応じて、随時追加活用を検討してみてください。


50代が利用すべき「転職エージェント」サイト

シニア世代の転職において、収入の大幅な減少を回避し、これまでのキャリアを活かせる仕事を見つけるには、主に20代、30代を対象としている「求人広告掲載タイプ」の転職サイトでは不十分、何度エントリーしても「なしのつぶて」になりかねません。

転職活動を有意義なものとし成功に導くためには、「転職エージェント」のサイトに登録して、大手エージェントの保有する多数の「非公開求人」から、個々人のキャリア・経歴に合致した求人を紹介してもらうのが賢明な選択と言えます。

エージェントサイトが提供する転職支援サービスは、基本的にはどこも同じですから、求人数が圧倒的に多いリクルートエージェントとdodaに登録すれば、ほとんどの業種・職種はカバーできます

加えて、技術系、あるいはグローバル系のスキルや、自身のキャリアに多少なりとも自信のある方であれば、ハイクラス人材の紹介に定評のあるJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)にも登録しておくと良いかと思います。


まずはこの2社、ないしは3社に登録してサービスを利用した後、各々の志向に応じて、業種・職種特化型のエージェントも追加で利用されることをおすすめします。

リクルートエージェント

業界最大手の圧倒的な求人数、何はともあれ登録必須

  • 求人情報数・転職支援実績、国内No1の実績
  • 転職者の約8割が利用
  • ミドルシニア層も含む幅広い支援体制あり
  • 幅広い業界・職種をカバーする網羅性の高さ


サービスの特徴

圧倒的な求人数と支援実績、キャリアアドバイザー数を有する業界最大手のエージェントサービス。サイトに公開されない非公開求人においても、他のエージェントの追随を許さない圧倒的な案件数を保有。ほとんどの業種・職種をカバーする網羅性の高さもずば抜けており、エージェントを利用するなら必ず登録しておきたいサイトです。

利用にあたっての留意点

豊富な保有求人と膨大な支援実績に基づいたサポートには定評がありますが、登録者数もまた膨大なため、アドバイザーのサポートが事務的という利用者の声も。登録者の年齢やキャリア・履歴等から「マッチする求人が無い」と判断された場合は、面談を断られたり、面談後の求人案内が無いということもあり得ます。

筆者が利用してみての個人的な感想

求人案件の量・質とも、さすがに業界最大手ならではのものがあります。特に案件数の多さは「狭き門」の転職活動にとって絶対的な条件。何はともあれ、登録「マスト」な存在であることは間違いありません。

リクルートエージェント公式サイト



doda

業界No2、シニア層にも手厚いサポートが魅力

  • 求人保有数、国内No2の実績
  • エージェントと転職サイトの複合型サービス
  • 転職者満足度No1に納得できる手厚いサポート ※電通バズリサーチ調べ
  • キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の双方から求人紹介が受けられる。


サービスの特徴

エージェントサービスと転職サイトの両方の機能を併せ持つため、求人検索で希望の求人案件を探し、その案件についてアドバイスをもらったり、類似の案件を紹介してもらうなどの使い方ができます。また、求職者を担当する「キャリアアドバイザー」と、求人企業を担当する「採用プロジェクト担当」の双方から求人紹介が受けられるのも特徴。

利用にあたっての留意点

求人企業からオファーが届くスカウトサービス機能もありますが、希望外の業種・職種のものが多かったり、同一企業から何度も繰り返しメールが届くなど、スカウトメールの質はあまり高くない印象。スカウトサービスは、エージェントとしての求人紹介とは別個のものなので注意が必要です。

筆者が利用してみての個人的な感想

定期的にキャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の双方から求人紹介があり、対応の手厚さは評判通りだと実感。転職活動が長くなっても継続的に案件をプッシュしてくれるのは、長期化しがちなシニアの転職活動にとってありがたいことです。

doda公式サイト



JACリクルートメント

管理職、技術・専門職の高年収層に特化したエージェント

  • ハイクラス・ミドルクラス転職顧客満足度No1の実績 ※オリコン顧客満足度調査
  • 管理職や専門職、グローバル転職の支援に強みあり
  • 各業界や職種に精通したコンサルタントが1000名以上所属
  • 保有求人の約60%が非公開求人。独占求人も多数。


サービスの特徴

求人を紹介するコンサルタントが企業も担当しており、コンサルタントから提供される情報・サービスの質の高さには定評があります。特に管理職や専門性の高い職種での転職を希望する場合は必ず登録しておきたいエージェントサイト。また、グローバル転職支援には特に強みを持っているため、外資系企業や海外進出企業への転職を視野に入れている場合も登録必須のサイトです。

利用にあたっての留意点

「管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェント」を標榜しているだけあって、それらに該当しない一般的な求職者にとってはややハードルが高い印象。自分のキャリアやスキルとマッチする場合は質の高いサポートが期待できる反面、マッチしない場合はサポートが全く受けられない可能性もあり。

筆者が利用してみての個人的な感想

比較的早期に登録しましたが、自身のキャリアとサイトのターゲットとするキャリアがマッチせず、全くサービスを受けられていない状況。それでもマッチする求人が表れた時のサポートに期待して、定期的に履歴書と職務経歴書を更新し続けています。

JACリクルートメント公式サイト



50代が利用すべき「求人広告掲載」サイト

求人広告掲載タイプ」のサイトは、ミドルシニア世代の転職の場合適切な求人案件に出会える確率は低く、仮に自分のキャリアや経歴に合った求人がたまたま掲載されていたとしても、数ある求人の中からそれを見極めるのは極めて困難です。

とは言え、多種多様な業種・職種の求人が全て公開情報で掲載されており、自己の判断のみで全て閲覧・応募できるメリットは捨てがたい面もあります。

また、50代以降の転職においては、ある程度「数」を当たってみて、50代以降の人材を活用する意思のある企業に出会うことが重要になりますから、入れ替わり立ち替わり新たな求人が掲載される転職サイトの利用は、その点では必須とも言えます。

求人サイトに求人を掲載する企業は、リクナビNEXTとdodaにほぼ網羅されています。

dodaは、エージェント登録をしておけば求人情報検索サイトとしてのサービスも利用できますので、単独のサイトとしては、リクナビNEXTに登録しておけば充分です

リクナビNEXT

業界最大級の求人数、求人情報検索型サイトはこれ一つでOK

  • 毎月約10万人が会員登録、日本最大級の転職サイト
  • 掲載案件の約85%がリクナビNEXTのみに掲載の求人
  • オープンオファー・プライベートオファー機能も充実
  • 自分のペースで気軽に検索・応募できる


サービスの特徴

求人情報検索型のサイトでは圧倒的な掲載求人数と登録会員数を有するNo1サイト。他の転職サイトには掲載されていない単独掲載案件が大半であることに加え、他の転職サイトに掲載されている求人もほとんど載っているため、求人情報検索型のサイトはこれのみに登録しておけば十分。

利用にあたっての留意点

求人情報検索型のサイトは、基本的に掲載料さえ払えばどんな企業でも掲載が可能であり、且つ、求職者の自己判断で応募するサービスのため、掲載案件の中にはいわゆるブラック企業も含まれている可能性があります。応募にあたっては「求人広告」を鵜呑みにせず、事前にネットで調べるなどの企業研究が必要。

筆者が利用してみての個人的な感想

会社規模の小さい企業も多数掲載されており、そうした小規模な企業の中には50代を採用する意思のある企業もまれに存在します。確度は低いですが書類選考を通過して面接に至る案件もあるので、チェックは常に欠かせません。

リクナビNEXT公式サイト


50代が利用すべき「スカウトタイプ」の転職サイト

エージェントサービスと並んで必須なのが、「スカウトタイプ」の転職サイトです。

シニア世代を対象とした求人のほとんどは、単なる増員ではなく、然るべきセクションにおける然るべきべきポジションが明確に設定されていますから、企業にとって対外的に秘匿性の高い求人になります。

そうした求人は非公開求人や、サイトに公開されたとしても社名非公開である場合が多く、求人企業から依頼されたエージェントが個別にスカウトしてマッチングするのが通例です。

いずれもハイクラス向けのスカウトサイトである、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、iX転職、ミドルの転職、の4サイトに全て登録して、スカウトがあるかどうか反応を待つやり方が効率的です。

ビズリーチ

ハイクラス求人に特化したスカウト型サイトの代表格

  • 年収600万以上のハイクラス求人に特化
  • スカウト型サイトでは最大級の求人・ヘッドハンター数
  • 年収1000万円以上の求人も多数
  • 無料プラン・有料プランの別あり


サービスの特徴

年収600万円以上のハイクラス転職に特化したスカウト型の転職サイト。登録者のレジュメを見たエージェント企業のヘッドハンターから直接スカウトメールが届くシステムのため、自分のスキル・経歴がスカウトの対象になるのか、また、対象となる場合、どれくらいの年収でオファーがくるのかを把握する意味でも是非登録しておきたいサイトです。

利用にあたっての留意点

ビズリーチ自体は転職エージェントではなく、求職者とヘッドハンターをつなぐプラットフォームサービスであるため、求職者自身にスカウトの対象となるキャリア・経歴が無い場合は、登録しても何も進展しません。ビズリーチから登録者へのフォローもありません。また、無料プランの場合、閲覧できるスカウト、求人情報に制限があります。

筆者が利用してみての個人的な感想

在職中から真っ先に登録しましたが、待てど暮らせどスカウトが来なくて、自分の“市場価値”の無さを思い知らされました。スカウトがくるかどうかはその人のキャリア次第ですが、現実を直視するためには登録必須なサイトだと思います。

ビズリーチ公式サイト



リクルートダイレクトスカウト

リクルート運営のハイクラス特化型スカウトサイト

  • 界最大手、リクルートの運営するスカウトサイト
  • 年収800万円~2000万円のハイクラス求人多数
  • 常時3000名以上のヘッドハンターが登録
  • ヘッドハンター情報の検索や、気になるヘッドハンターの指名が可能


サービスの特徴

業界最大手リクルートが運営するスカウトサイト。ビズリーチと同様にエージェント企業のヘッドハンターから直接スカウトメールが届くシステムです。常時3000名以上のヘッドハンターが非公開案件を含む多数のハイクラス求人と登録者のマッチングをおこなっており、ハイクラス転職の可能性を探るなら必ず登録しておくべきサイト。

利用にあたっての留意点

スカウト型のサイトは、各転職エージェント企業からのスカウトメールを「待つ」転職スタイルのため、求職者自身のキャリア・経歴がスカウト条件と合致しない場合は何も進展しません。リクルートの保有する求人の紹介や、転職活動のサポートを期待する場合は、リクルートエージェントへの登録がおすすめ。

筆者が利用してみての個人的な感想

エージェントのヘッドハンターや、企業からの直接スカウトを何通かもらいました。スカウト案件での内定には至りませんでしたが、スカウトをくれたエージェントとのつながりは継続中。

リクルートダイレクトスカウト公式サイト



doda X

doda運営パーソルキャリアのハイクラス向けスカウトサイト

  • 人材大手パーソルキャリアのハイクラス向けスカウトサイト
  • 「求人紹介サービス」併用でスカウト以外の求人紹介も受けられる
  • 登録者の過半数が40代・50代、ミドルシニア世代にマッチ
  • 年収800万円~2000万円の求人多数


サービスの特徴

人材大手パーソルキャリアが運営するスカウトサイト。同じくパーソルキャリアが運営するdodaが幅広い層の求職者を対象とするエージェント型サイトであるのに対して、こちらはある程度キャリアの実績がある層を対象としたハイクラス特化型のスカウトサイトになっています。dodaに登録すると、併せて登録の案内が届くことが多いようです。

利用にあたっての留意点

2019年サービス開始の比較的新しいサービスのため、求人数は他のスカウト型サイトと比べて少なめの印象。ただしハイクラス求人の質は充実しており、フォローが手厚いヘッドハンターが多いとの評判もあり、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトと合わせて登録し活用するのがおすすめ。

筆者が利用してみての個人的な感想

dodaを利用していたら案内メールが届いたので登録。自分の経歴ではスカウトメールはそうそう来るものではないということがわかっていましたので当初期待していなかったのですが、企業からいくつかスカウトをもらい励みになりました。

dodaX公式サイト



enミドルの転職

エン・ジャパン運営、ミドル世代に特化したスカウト型サービス

  • en転職を運営するエン・ジャパンのミドル層向けスカウトサイト
  • 30代・40代対象だが50代対象の求人もあり
  • 求人情報メールの頻度・内容が充実
  • 年収600万円以上の求人多数


サービスの特徴

30代・40代のミドル層向けに特化したサイトですが、50代対象の求人もカバーしており、他のスカウト型サイトと併せて登録しておきたいサイトです。スカウト型でありながら、登録した希望条件で抽出された求人情報メールが頻繁に届きますので、プッシュ配信をこまめにチェックすることで「見逃し」も防げます。

利用にあたっての留意点

求人情報メールが充実しているため、転職活動のフォローが受けられるエージェントサイトのように錯覚しがちですが、あくまでスカウト型サイトであり、自分のキャリアや履歴がヘッドハンターのスカウト対象外のものであれば、エントリーしてもヘッドハンターの判断で企業への推薦を却下されます。

筆者が利用してみての個人的な感想

パーソナライズされた求人情報メールが閲覧しやすく、チェックした求人に何度か応募しましたが、ほとんどは、エージェントの推薦不可で書類選考に至らず終了。スカウトをもらわないことには何も進展しない印象です。

enミドルの転職公式サイト



レジュメの更新とハローワークの活用について

転職活動が長期になりがちなシニア世代の転職では、サイトに登録するレジュメの更新が疎かになりがちです。

誰でも転職活動をはじめて間もない頃は、内容を頻繁に更新し、できるだけヘッドハンターの目に止まるレジュメを書こうと努力するものですが、時間の経過とともに特に加えるべき内容も無いように思えて、つい放置しがちになります。

しかしヘッドハンターは、常に全てのレジュメに目を通しているわけではありません。

おそらく新規登録や更新履歴の新しいものは優先的にチェックし、更新履歴の古いものは既に選別済みの扱いで、振り返って再チェックされることはほとんど無いと思われます。

スカウトメールが1本もこない状態が長く続いていた時に、レジュメの内容を少々更新したら、翌日にスカウトメールが来た、ということがしばしばあります。

また、エージェントや転職サイトからのオファーも、レジュメ更新後は増える傾向にあり、転職意欲のホットな登録者にアプローチの密度を高くする傾向があります。

あまり長い間レジュメを更新しないでいると、本来あったはずのスカウトや求人案内の機会を逃しかねません。

いかにスカウトの目に止まるレジュメにするかの推敲と改善施策を兼ねて、できるだけ頻繁に更新されることをおすすめします。

また、退職後はハローワークに求職者登録をして失業給付をもらうための手続きをすることになりますが、その際「職業相談を活用されると良いかと思います。

ハイクラス転職を希望されている方は「ハローワークの求人は使えない」と思っている方が多いのではないかと思いますが、希望の案件が見つかるかはともかく、ハローワークに登録されている求人数は非常に多く、特に地方の中小企業の求人は網羅されていますので、転職エージェントや転職サイトなど、他の手段と合わせて利用しない手はありません。

ハローワーク インターネットサービス


また、転職エージェントは営利企業ですから、相談者のキャリアが企業からの引き合いが少ないものであれば、自ずと扱いが粗略になりがちですが、ハローワークは相談者に対する就業支援そのものが目的ですから、「求職者のための支援」というスタンスでアドバイスをしてもらえることが多いのもメリットのひとつです。

「転職先」の相談ではなく、「転職活動についての相談」という姿勢で話を聞いてみると、意外に役立つ情報やアドバイスが受けられる可能性もあります。

ただし、ハローワークの求人案件は玉石混交で、中には求人票と実際の労働条件が著しく異なっていたり、ブラック企業が混ざっていたりということもありますので、応募の際は、事前に充分な企業研究が必須になります。

いずれにしても、上記で紹介した転職エージェント、転職サイト、スカウトサイト、ハローワークも含め、複数のチャネルに登録し、活用してみて、自分の経歴・キャリア・年齢、アドバイザーとの相性も含め、自分に合った手段と巡り合うのが、特にミドルシニアの転職においては必須の要件であると言えます。

最後までお読みみいただき、ありがとうございました。

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